気晴らしにフランス王国に関する歴史を読む

少年王が健気過ぎる・・・・・。これは一部で人気があるのでは。
 僅か10歳で国王に即位したシャルル9世は母であり摂政であるカトリーヌ・ド・メディシスの補佐を受けた。母が心配であったのはシャルル9世が即位式の間、王冠の重みに耐えきれるかであった。母を心配させまいと少年王は元気良く言う。
「母上が王冠を授けてくれるのであれば、僕は何度でも苦労に耐えることができますよ」
 また17歳になった時、これまで軍事を取り仕切ってきたアンヌ・ド・モンモラシー元帥が亡くなった。シャルル9世は後任がすぐに決まらないの心配する母を慰める。
「では僕が自分で剣を振るいます」
 息子を危険な目に遭わせたくないカトリーヌ・ド・メディシスは反対する。すると今度はシャルル9世は憤然として言う。
「僕を王冠に付いている古い宝石みたいに箱にしまっておかないで下さい」