前回の
アメリカ歴史旅Vに続いて今回はハドソン川を挟んでマンハッタン島の対岸にあるリー砦。独立戦争中、英国艦隊がハドソン川を遡上できないように築かれた。ただイギリス軍によって陥落させられた。
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ワシントン砦跡(遠景) |
リー砦にはマンハッタン島からジョージ・ワシントン・ブリッジを渡る。けっこう長いので足に自信が無い人は歩くには不向き。あと高所恐怖症の人は橋を渡るのは危険。ブリッジからワシントン砦の跡地を北に向かって見下ろしている。手前がハーレムで向こうに見えるのはマンハッタン島の南部の中心街。ワシントン砦もリー砦と同じくハドソン川を固めていたが、イギリス軍の強襲で陥落。
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ワシントン砦跡(近景) |
目印のようなものはあるが特に見所はない。人気が無いからちょっと行くのはあまりお勧めしない。
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ワシントン砦側からハドソン川を挟んで見るリー砦 |
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パリセードと呼ばれる断崖の上にあるリー砦 |
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昔のリー砦 |
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リー砦の展示 |
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医療器具 |
真ん中の真鍮みたいなのは血を溜める道具。そのすぐ右側にあるのは手足を切り落とす時の締める道具、ナイフは切り落とす時に使う。それでT字型の金具は頭蓋骨を開けるための道具。
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各種砲弾 |
長い棒みたいに見えるのはその名もバー・ショット。その飛翔の様子から「天使」とも呼ばれたという。すぐ下に見える鎖が付いた砲弾はチェーン・ショット。船に向けて撃ってロープや帆を切り裂いて動きを抑えた。
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イギリス軍の装備一例(蝋燭、ピストル、毛布、銃剣、ランタンなど) |
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兵営の食べ物など |
右にある煉瓦粉は油と混ぜてマスケット銃を磨くためのもの。ソルト・ホーンは塩入れ。
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障害物 |
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防壁の再現 |
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防塞の再現 |
アメリカ歴史旅VIIに続く。