ミュージカル『ハミルトン』歌詞解説3―My Shot 和訳

原文&和訳のみ解説なし⇒ミュージカル『ハミルトン』―My Shot和訳


LAURENS, MULLIGAN, LAFAYETTE:

Ooh, Who are you?

「おや君は誰だい」


LAURENS, MULLIGAN, LAFAYETTE:

Ooh, who is this kid? What's he gonna do?

「この少年は誰。いったい何なのだ」


解説:1776年当時、ハミルトンの実年齢は21歳だが、大学に入学するために二歳年長に偽っていたので実際は19歳だった。


HAMILTON: 

I am not throwing away my shot! I am not throwing away my shot! Hey yo, I'm just like my country, I'm young, scrappy, and hungry, And I'm not throwing away my shot!

「私は諦めないぞ。諦めないぞ。私はこの国にふさわしく、若くて喧嘩っぱやくて野心的だ。だから私は諦めないぞ」


解説:「I am not throwing away my shot」は文字通り訳すと、「私の砲弾を投げ捨てたりはしない」という感じになる。これはハミルトンが砲兵隊長として活躍していたことを意味している。その場合は「砲弾を無駄にしないぞ」という感じになる。

『ハミルトン』のスタッフが「Don't Throw Away Your Shot」と劇場の外に並ぶ人々に投票登録するように呼び掛けたことがあった。つまり、「あなたの大事なもの(投票権)を捨てないで」といったような意味で使っている。したがって、ハミルトンは、これから生まれようとしている新国家アメリカのように、大事なもの(野心や向上心)を捨てずに諦めずに頑張るぞという決意を述べている。


I'm'a get scholarship to King's College I prob'ly shouldn't brag, but dag, I amaze and astonish. The problem is I got a lot of brains, but no polish I gotta holler just to be heard. With every word I drop knowledge!

「キングズ・カレッジで学位を得たら、自慢はしないけれど、ああ、たくさん知識を詰め込み過ぎるのが悩みの種になるかもだけど、あらゆる言葉で知識をひけらかして大声で言って回ったら粋じゃないってことはわかっている」


解説:カレッジ・オブ・ニュー・ジャージー(現プリンストン大学)に入学できなかったハミルトンは、キングズ・カレッジ(現コロンビア大学)に進学。

この当時、大学は数が少なく規模も小さかったために、大学生は非常に少数であった。入学できるのは上流家庭の子弟に限られ、卒業する生徒数はせいぜい数十人程度しかいなかった。卒業生は主に弁護士、政治家、牧師といった道に進んだ。ハミルトンも後に弁護士として活躍することになる。

この頃のハミルトンはすでに洗練された物腰を身に着けていて、その来歴を知る者を驚かせていた。


I'm a diamond in the rough, a shiny piece of coal Tryin' to reach my goal, my power of speech: unimpeachable. Only nineteen, but my mind is older. These New York City streets getting colder, I shoulder Ev'ry burden, ev'ry disadvantage I have learned to manage, I don't have a gun to brandish. I walk these streets famished. The plan is to fan this spark into a flame But damn, it's getting dark, so let me spell out my name, I am the— 

「私は荒削りのダイヤモンド、輝く石炭の一片。目標を達成すべく努力する。私の弁舌にはけちがつけられない。まだ十九歳だが精神は十分に成熟している。ニュー・ヨーク・シティの通りが寒くなると、いろいろ大変なことがあるけれど、何とかできるようになった。私は振り回すような銃を持っていない。通りをお腹を空かせて歩く。何とか火を熾して明るくしようとする。でも暗くなったら私の名前をはっきりと告げよう」


解説:キングズ・カレッジでハミルトンは討論術を学ぶクラブに入って、すぐに頭角を現した。そして、1774年7月6日、ボストン茶会事件が起きた後、イギリス政府の強圧的な措置に対して反感が高まる中、キングズ・カレッジのすぐそばで反英集会が開かれた。集会でハミルトンは即興の演説を披露して注目を集めた。

第1回大陸会議が終わった後、ニュー・ヨークでは反英的な動きに警戒を強める本国支持派が論説を展開した。ハミルトンは仲間たちとともに論説を焼き捨てた。こうしてハミルトンの名前はペンと弁舌の力によって多くの人々に知られるようになる。


HAMILTON, LAFAYETTE, MULLIGAN, LAURENS: 

A-L-E-X-A-N-D-E-R—we are—meant to be... 

「すなわちALEXANDERという名前を」


HAMILTON: 

A colony that runs independently. Meanwhile, Britain keeps shitting on us endlessly. Essentially, they tax us relentlessly, Then King George turns around, runs a spending spree. He ain't never gonna set his descendants free, So there will be a revolution in this century. Enter me! 

「植民地は自立しているのに、イギリスは我々の上にずっと居座っている。すなわち、我々に容赦なく課税する。国王ジョージ3世は驚いたことに金遣いが荒い。彼は臣民を自由にしようとはしないのだ。だから今世紀に革命を起こそう。私とともに」


解説:西インド諸島からアメリカに移ってそれほど時間が経っていないのにもかかわらず、ハミルトンはアメリカの独立運動に急速に染まった。まさに時代の熱狂が乗り移ったかのように。

先のフレンチ・アンド・インディアン戦争で莫大な借金を抱えたイギリス本国は、これまでの植民地政策を一転させた。従来、イギリスは植民地のアメリカから原材料を輸入して、本国で加工して高付加価値の製品をアメリカやヨーロッパに輸出して莫大な富を得ていた。そのためアメリカからの税収をあまり期待していなかった。

しかし、フレンチ・アンド・インディアン戦争による借金に加え、新たに獲得した領土を守るためにさらなる費用が必要になったために、アメリカから厳しく税を徴収することにした。本国人と比べると植民地人が課税された税金は少なかったが、それでもアメリカ人の反感を買った。これまで養ってきた自治の精神を著しく損なう措置だったからである。


LAURENS, LAFAYETTE, MULLIGAN: 

(He says in parentheses) 

「(彼はついでに言う)」


解説:ミランダによればこの台詞は「ト書きによるユーモア」である。


HAMILTON: 

Don't be shocked when your hist’ry book mentions me. I will lay down my life if it sets us free. Eventually, you'll see my ascendancy, 

「歴史の本に私の名前が出てきてもびっくりしないように。もし我々の自由のためなら私は命を賭けるだろう。君達はきっと私が立身出世するのを見るだろう」


HAMILTON and (LAURENS): 

And I am not throwing away my shot. (my shot!) I am not throwing away my shot. (my shot!) Hey yo, I'm just like my country, I'm young, scrappy, and hungry And I'm not throwing away my shot. (And I'm not throwing away my shot.) 

「私は諦めないぞ。私は諦めないぞ。私はこの国にふさわしく、若くて喧嘩っぱやくて野心的だ。だから私は諦めないぞ」


HAMILTON, MULLIGAN, LAURENS, LAFAYETTE: 

I am not throwing away my shot. I am not throwing away my shot. Hey yo, I'm just like my country, I'm young, scrappy, and hungry And I'm not throwing away my shot. It's time to take a shot! 

「私は諦めないぞ。私は諦めないぞ。私はこの国にふさわしく、若くて喧嘩っぱやくて野心的だ。だから私は諦めないぞ。さあ今こそ一杯ひっかける時だ」


解説:ここで4人は酒を飲んでいる。


LAFAYETTE:

I dream of life without the monarchy. The unrest in France will lead to 'onarchy 'Onarchy?" How you say, how you say, "anarchy?" When I fight, I make the other side panicky. With my—

「君主なき生活を私は夢見ている。フランスにおける騒擾はonarchyに至るだろう。onarchy・・・・ああ無政府状態と言うんだね。私が戦えば、敵側をパニックに陥れるぞ・・・」


解説:「onarchy」というのは君主がいない体制(anarchy:an[~なき]+arkhos[指導者])と言いたいところを言い間違えたもの。ラファイエットはフランス貴族なのでもともと英語を話せない。そのためフランスからアメリカに渡る船中で英語を勉強している。アメリカでラファイエットは、英語で話し、英語で手紙を書いたが、フランス語を話せる親しいアメリカ人とはフランス語で話すことがあった。

ラファイエットが独立戦争に参加するのは少し後のことになる。独立戦争は、「アメリカ独立革命」と呼ばれるように市民革命の一つと位置付けられている。ここでラファイエットが言及しているのは後のフランス革命についてだろう。

「other side」は「敵側」といった意味にもとれるが、大西洋の「向こう側」という意味にもとれる。つまり、アメリカ独立革命がフランス革命に影響を及ぼしたということである。建国期のアメリカ人は、フランス革命がアメリカ独立革命の正統な後継者だと思っていた。ただラファイエットは、フランス革命において急進派ではなく国王の打倒を目指していたわけではないことは注意すべきである。


HAMILTON, MULLIGAN, LAURENS, LAFAYETTE: 

Shot! 

「砲弾で」


MULLIGAN: 

Yo, I'm a tailor's apprentice. And I got y'all knuckleheads in loco parentis. I'm joining the rebellion cuz I know it's my chance To socially advance, instead of sewin' some pants! I'm gonna take a—

「私は仕立て屋の徒弟。おまえ達の面倒を見てやるよ。革命に参加するのは社会の階梯を登るチャンスだからさ。ズボンを縫っているよりもいいだろう。私は・・・」


HAMILTON, MULLIGAN, LAURENS, LAFAYETTE: 

Shot! 

「やってみたいんだ」


解説:マリガンからすればやんごとなき上流階級の人々は頼りなく見えたのだろう。独立戦争中、マリガンは仕立て屋としてずっと働くことになる。なぜなら占領下のニュー・ヨークで仕立て屋を営むことで顧客になったイギリス軍士官から情報をいくらでも聞き出せたからである。


LAURENS: 

But we'll never be truly free Until those in bondage have the same rights as you and me. You and I. Do or die. Wait till I sally in On a stallion with the first black battalion. Have another—

「でも束縛されている者達が君達や私と同じ権利を持つまで我々は本当に自由になったわけじゃないんだ。君達や私はやるか死ぬかだ。最初の黒人部隊を結成して馬に乗って突撃するまで待て。そして・・・」


解説:サウス・カロライナの富裕な家に生まれたローレンスであったが、ヨーロッパに遊学して啓蒙思想に触れ、奴隷解放を真剣に検討し始めた。独立戦争中、ローレンスは解放した黒人奴隷からなる部隊を結成しようとハミルトンとともに奔走するが、自身が戦死することでその夢は潰えた。

もしローレンが奴隷解放を実現していれば、アメリカ独立革命は「another shot」、さらなる一撃を旧制度に与えただろう。結局、奴隷制度の問題は南北戦争が終わるまで解決されなかった。


HAMILTON, MULLIGAN, LAURENS, LAFAYETTE: 

Shot! 

「もう一撃」


BURR: 

Geniuses, lower your voices. You keep out of trouble, and you double your choices. I'm with you, but the situation is fraught. You've got to be carefully taught: If you talk, you're gonna get shot! 

「英才君たちよ、声を小さくしておけよ。トラブルに巻き込まれないようにすれば、選択肢が増える。私は君達に味方したいが、ただ状況は難しい。よくよく覚えておけよ、もしぺらぺら喋れば、撃たれてしまうってことをな」


解説:ミランダは「『You've got to be carefully taught』という台詞は、人種差別について描いたリチャード・ロジャーズとオスカー・ハマースタイン2世の古典的作品『南太平洋』から取っている」と述べている。

バーは冷ややかに見ているが、史実では進んでカナダ遠征に志願するなど独立戦争に積極的に参加している。


HAMILTON: 

Burr, check what we got. Mr. Lafayette, hard rock like Lancelot, I think your pants look hot, Laurens, I like you a lot Let's hatch a plot blacker than the kettle callin' the pot...What are the odds the gods would put us all in one spot, Poppin' a squat on conventional wisdom, like it or not, A bunch of revolutionary manumission abolitionists? Give me a position, show me where the ammunition is! Oh, am I talkin' too loud? Sometimes I get over excited, shoot off at the mouth. I never had a group of friends before, I promise that I'll make y'all proud.

「バー、我々が得たものを見てほしい。ラファイエットはランスロットのように堅固。あなたのズボンはローレンスのようにいかしている。私はあなたを気に入っている。深鍋よりも真黒な陰謀を巡らそう。神が我々を一箇所に集めたのは何という恩恵だろう。何でもいいから常識から飛び出そうぜ。革命的な奴隷解放論者というのはどうかな。持ち場を私に与えよ、弾薬はどこか教えてくれ。おお、私は声が大きすぎるかな。時に私は興奮しすぎてぺらぺら喋ってしまう。君たちが私を誇りに思えるようになると私が約束できるまで決して友達の輪に入らない」


LAURENS: 

Let's get this guy in front of a crowd.

「この男をみんなの先頭に」


COMPANY: 

I am not throwing away my shot. I am not throwing away my shot. Hey yo, I'm just like my country, I'm young, scrappy, and hungry And I'm not throwing away my shot. I am not throwing away my shot. I am not throwing away my shot. Hey yo, I'm just like my country, I'm young, scrappy, and hungry. And I'm not throwing away my shot. 

「私は諦めないぞ。私は諦めないぞ。私はこの国にふさわしく、若くて喧嘩っぱやくて野心的だ。だから私は諦めないぞ。私は諦めないぞ。私は諦めないぞ。私はこの国にふさわしく、若くて喧嘩っぱやくて野心的だ。だから私は諦めないぞ」


LAURENS and (HAMILTON, LAFAYETTE, MULLIGAN): 

Ev'rybody sing: Whoa, whoa, whoa (Whoa! Whoa! Whoa!) Hey! Whoa! (Whoa!) Wooh! Whoa! (Whoa!) Ay, let 'em hear ya! Let'go! (Yea! Whoa! Whoa! Whoa!) 

「みんな歌え。ウォー、ウォー、ウォー、ウォー、さあ響かせよう」


LAURENS and (COMPANY): 

I said, shout it to the rooftops! (Whoa!) Said to the rooftops!(Whoa!) Come on! (Yea!) Come on, let's go!

「さあ一緒に。屋根の上まで聞こえるように叫べと言うぞ。屋根の上までだ。さあさあ一緒に」


LAURENS: 

Rise up! When you're living on your knees, you rise up. Tell your brother that he's got to rise up. Tell your sister that she's got to rise up. 

「跪いて生きているなら立ち上がるんだ。立ち上がれ。兄弟に伝えるんだ。立ち上がれと。姉妹に伝えるんだ。立ち上がれと」


LAURENS & ENSEMBLE and (COMPANY): 

When are these colonies gonna Rise up? (Whoa! Whoa! Whoa!) When are these colonies gonna rise up (Whoa!) When are these colonies gonna rise up (Whoa!) When are these colonies gonna rise up? (Whoa) Rise up! (Rise up!) 

「植民地が立ち上がる時(ウォー、ウォー)、植民地が立ち上がる時(ウォー、ウォー)、植民地が立ち上がる時(ウォー、ウォー)、植民地が立ち上がる時(ウォー、ウォー)。立ち上がれ」


Hamilton alone.


HAMILTON: 

I imagine death so much it feels more like a memory When's it's gonna get me? In my sleep? Seven feet ahead of me? If I see it coming, do I run or do I let it be? Is it like a beat without a melody? See, I never thought I'd live past twenty Where I come from some get half as many. Ask anybody why we livin' fast and we Laugh, reach for a flask, We have to make this moment last, that's plenty.

「私はまるで死を本物のように実感している。いつ死は私を捕えるのか。寝ている時にか。私の7フィート先にいるのか。もし死が迫っているのを知れば、私は逃げるのか、なすがままに任せるのか。死は前奏なしで突然、襲って来るのか。ああ、私は生きて20歳を迎えられるとは思っていなかった。なにしろ私はせいぜいその半分しか生きられない者がいる場所から来たのだから。我々がなぜ生き急ぎ、笑うのか誰かに聞いてみよ。一杯飲もう。これが最後だ。もう十分だから」


解説:ミランダは「この歌詞は書くのにかなりの時間がかかった。これはハミルトンの脳裏にロゼッタ・ストーンのように刻まれていることであり、そして、一文目はこれまで私が書いてきたものの中で最も自伝的なものである。私がハミルトンと共通して感じていることがある。命の時計が刻まれる音は我々両方の耳に響いていて、それが我々を仕事に駆り立てる。この部分で彼は虚無主義を離れて明日に希望を繋ぐためになすべきことのリストを挙げ、一連の止まることのない思考から彼は自分でそこへ至った」と述べている。

ミランダはハミルトンと自分を重ねている。この部分は、ミランダによるハミルトンの本質に迫った部分だと言える。

「なにしろ私はせいぜいその半分しか生きられない者がいる場所から来たのだから」はハミルトンの故郷の過酷な環境について言及していると思われるが、特別な環境ではない。当時はハミルトンの故郷に限らずアメリカ本土でも乳幼児死亡率は高く、兄弟姉妹全員がそろって成人するといったことは稀であった。


Hamilton joins the group, and we see that he is now speaking to a larger crowd.


HAMILTON:

Scratch that, This is not a moment, it's the movement Where all the hungriest brothers with something to prove went. Foes oppose us, we take an honest stand, We roll like Moses, claimin' our Promised Land. And? If we win our independence? 'Zat a guarantee of freedom for our descendants? Or will the blood we shed begin an endless Cycle of vengeance and death with no defendants? I know the action in the street is excitin', But Jesus, between all the bleedin' 'n fightin' I've been readin' 'n writin'. We need to handle our financial situation. Are we a nation of states? What's the state of our nation? I'm past patiently waitin'! I'm passionately smashin' every expectation, Every action's an act of creation! I'm laughin' in the face of casualties and sorrow, For the first time, I'm thinkin' past tomorrow.

「これは小さな動きではなく大きな胎動なのだと書きなぐれ。何か証を立てようと野心を持った兄弟が行くところ、我々の前に立ちはだかる敵がいる。我々は率直な態度を示すのだ。我々は約束の地を求めてモーゼのように前進する。それからもし我々が独立を勝ち取ったら。子孫のために自由を保障できたら。我々が流した血は、被告人なき無限の復讐と死の連鎖を生むのか。路上での行動は血沸き肉おどるもの。でもなあ、すべての流血と闘争の間に、私は読んだり書いたりしてきた。我々は財政を確立する必要がある。我々は1つの国民になれるのか。わが国の状況はどうなのか。私はじっと待っている。すべての期待を押し殺してきた。あらゆる行動が創造である。どんな残虐行為や悲しみの前でも私は笑っている。さしあたってはこれから先の明日を考えよう」


解説:多くのアメリカ人は、歴史的過程の中でアメリカ独立革命を神の意思(Providence)が現世で実現されたものだと見なすようになった。モーゼが神の意思に導かれて民を約束の地に導いたように。


HAMILTON & COMPANY: 

And I am not throwin' away my shot I am not throwin' away my shot. Hey, yo, I'm just like my country, I'm young, scrappy, and hungry And I'm not throwin' away my shot. 

「私は諦めないぞ。私は諦めないぞ。私はこの国にふさわしく、若くて喧嘩っぱやくて野心的だ。だから私は諦めないぞ。私は諦めないぞ。私は諦めないぞ。私はこの国にふさわしく、若くて喧嘩っぱやくて野心的だ。だから私は諦めないぞ」


HAMILTON, MULLIGAN, LAURENS and (ENSEMBLE): 

We gonna rise up! Time to take a shot! (Not thrown’ away My shot.) We gonna rise up! Time to take a shot! (Not throwin’ away My shot.) We're gonna (We're gonna Rise up! Rise up!)  

「我々は立ち上がる。今こそやるべき時だ(諦めるな)。我々は立ち上がる。今こそやるべき時だ(諦めるな)。我々は立ち上がる。今こそやるべき時だ(諦めるな)。我々はやるぞ(我々はやるぞ。立ち上がれ、立ち上がれ)」


HAMILTON and (ENSEMBLE): 

It’s time to take a shot! (Rise up! Rise up!)

「今こそやるべき時だ(立ち上がれ、立ち上がれ)」


HAMILTON, MULLIGAN, LAURENS and (ENSEMBLE): 

It's time to take a shot! (Rise up!) Take a shot! (Rise up!) Shot! (Ri-ri-ri) Shot! A-yo, it's Time to take a shot! (Time to take a shot!) Time to take a shot! (Time to take a shot!) And I am—(And I am—)

「今こそやるべき時だ(立ち上がれ)。やるべき時だ。そして、私は(そして、私は)」


COMPANY: 

Not throwin' away my shot!

「諦めないぞ」


End of song. Hamilton, Laurens, Mulligan & Lafayette are back in the tavern, after several drinks.


⇒ミュージカル『ハミルトン』歌詞解説4―The Story Of Tonight 和訳

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